![]() Procede de production d'un compose de perovskite pulverise
专利摘要:
公开号:WO1991002697A1 申请号:PCT/JP1990/001032 申请日:1990-08-13 公开日:1991-03-07 发明作者:Masanori Kinugasa;Naoto Tsubomoto;Osamu Kobayashi 申请人:Tayca Corporation; IPC主号:B82Y30-00
专利说明:
[0001] 明 細 ベ ロ ブス カ イ 卜 型化合物微粉体の製造方法 技術分野 [0002] 本発明 は、 セ ラ ミ ッ ク ス の原料 と し て使用 さ れ る べ ¾ ブ ス カ イ ト 型化合物微粉体の製造方法に関す る 。 [0003] ί 背景技術 [0004] 近年、 電子デバ イ ス の小型軽量高性能化 に伴い、 そ の コ ン デ ン サ ー ゃ サ ー ミ ス タ ー な ど に使用 さ れ る ぺ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物系の セ ラ ミ ッ ク ス も 薄膜化、 小型化が要 求 さ れ、 セ ラ ミ ッ ク ス 化す る 際の配合、 成形、 焼結な ど の技術面で薄膜化、 小型化の検討が行われて き た。 [0005] し 力、 し な力《 ら 、 そ の原料 と し て使用 さ れてい る ぺ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物は、 固相反応で得 ら れた も の で あ り 、 平均粒径が 0 . 8 以上あ っ て、 い力、に セ ラ ミ ッ ク ス 化時 の技術を駆使 し ょ う と も 、 得 ら れ る セ ラ ミ ッ ク ス は、 達 成 し 得 る 小型化、 薄膜化に 限界があ っ て、 そ の 目 的を充 分 に達成す る こ と 力 で き な 力、 つ た。 [0006] すな わ ち 、 従来使用 のベ ロ ブス カ イ ト 型化合物は、 M g、 C a、 S r、 B a、 P bな どの金属元素 (以下、 A群元素 と い う ) か ら選ばれ る 少な く と も 1 種の炭酸塩ま た は酸化物 と 、 T i、 Z n、 H f、 S nな ど の金属元素 (以下、 B 群元素 と い う ) か ら 選ばれ る 少な く と も 1 種の酸化物 と を混合 し 、 こ れ を 1 0 0 0 以上の高温で熱処理 し てベ ロ ブス カ イ ト 型化合 物に し た後、 ボー ル ミ ルな どで機械的 に粉砕 し て製造 さ れ る も のであ る た め、 平均粒径が 0 . 8 ; urn以上の も の し か 得 ら れず、 そ の た め、 前述 し た よ う に、 そ れを原料に用 い て成形 し た セ ラ ミ ッ ク ス は、 '小型化、 薄膜化が充分 に 達成で き な い と い う 問題力 あ っ た。 [0007] そ こ で、 そ の よ う な 問題を解決す る た め 、 特開昭 59 - 39726 号公報、 特開昭 61-91016号公報、 特開昭 60-9G825 号公報、 特開昭 61 - 31345号公報な ど に は、 湿式法で平均 粒径 0.2 以下の微粒子べ ロ ブス カ イ ト 型化合物を製造 す る 方法'が提案 さ れてい る 。 [0008] し か し 、 湿式法で は、 微粒子のぺ ロ ブス カ イ ト 型化合 物を得 る こ と がで き る も の の、 得 ら れ る ぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物は、 固相反応で得 ら れ る ベ ロ ブス カ イ ト 型化合 物に比べて、 反応が充分に進行 し てお ら ず、 ま た結晶構 造上、 構造水を多量に含んでい て、 結晶性の悪い も の し か得 ら れな い と い う 欠点があ っ た。 [0009] し たが っ て、 湿式法に よ っ て得 ら れた微粒子べ 口 ブス カ イ ト 型化合物は、 粒成長の起 こ ら な い温度で煆焼 し て 薄膜セ ラ ミ ッ ク ス原料 と し て使用す る と き に、 水系で分 散、 バ イ ン ダー な どの配合を行 う と 、 水可溶性成分が、 成形乾燥工程で析出 し 、 得 ら れ る セ ラ ミ ッ ク ス は、 組成 が不均一な も の に な り 、 物理的特性や電気的特性のバラ ツ キが多い と い う 欠点があ っ た。 [0010] ま た、 上記湿式法で得 ら れた微粒子べ ロ ブス カ イ ト 型 化合物を油系で分散、 配合す る こ と も 可能であ る が、 該 ベ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物の反応進行度が低 く 、 ま た結晶 性が不充分な た め、 焼成後の セ ラ ミ ッ ク ス は、 前記水系 分散 し た も の と 同様に、 物理的特性や電気的特性にバラ ツ キ力 生 じ る 。 [0011] 上記欠点を解消す る た め に、 煆焼温度を上げて反応を 充分 に進行 さ せ、 かつ結晶性を良好にす る こ と も 可能で あ る が、 煆焼温度を上げ る と 、 '粒子の成長が起 こ り 、 微 粒子 と し ての特性が失われて、 固相反応で得 ら れたベ ロ ブス カ イ ト 型化合物 と 同様の も の に な り 、 セ ラ ミ ッ ク ス の薄膜化、 小型化が充分 に達成で き な く な る 。 [0012] ま た、 固相反応に よ っ てえ ら れ る 平均粒径の大 き なぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物を機械的粉砕で微粒子化す る 場合 に は、 ど'う し て も粉砕媒体か ら の不純物の混入を避け る こ と がで き ず、 こ の混入物は分離不可能な た め セ ラ ミ ツ ク ス薄膜の形成に 際 し て障害に な る と い う 問題があ る 。 [0013] ぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物の中で も特に チ タ ン酸バ リ ゥ ムがセ ラ ミ ッ ク ス の原料 と し て よ く 用 い ら れて い る 。 前 記固相反応に よ っ てえ ら れ る チ タ ン酸バ リ ゥ ム は正方晶 であ り 、 前記湿式法でえ ら れ る も の は立方晶であ る 。 高 性能の セ ラ ミ ッ ク ス 薄膜を う る に は、 緻密化の達成で き る 正方晶の チ タ ン酸バ リ ゥ ム であ っ て平均粒径の小 さ な も のが好ま し い。 し 力、 し なが ら 、 湿式法に よ れば平均粒 径の小 さ な チ タ ン酸バ リ ゥ 厶力くえ ら れ る 力《、 こ の も の は 前述の ご と き 欠点を有 し てお り 、 一方固相反応に よ っ て え ら れ る チ タ ン酸バ リ ウ ム は、 正方晶であ る が平均粒径 が大 き く 粉砕 し な ければな ら な い と い う 欠点を有 し て い る 。 し 力、 も粉砕 し てえ ら れ る チ タ ン酸バ リ ウ ム は、 粒度 分布幅の広い も のであ り 、 粒径の均一な も の はえ ら れな い。 [0014] 上述 し た よ う に、 固相反応で は微粒子のベ ロ ブス カ イ ト 型化合物を得 る こ と がで き ず、 ま た従来の湿式法で は 反応進行度や結晶性が不充分な ベ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物 し た得 ら れな い た め、 特性の良好な セ ラ ミ ッ ク ス を得 る こ と がで き な い と い つ た問題が あ っ た。 [0015] し たが っ て、 本発明 は、 反応が充分 に進行 し 、 かつ結 晶性が良好な微粒子のベ ロ ブス カ イ ト 型化合物を容易 に 製造 し得 る 方法を提供す る こ と を 目 的 と す る 発明 の開示 [0016] 本発明者 ら は、 A群元素の 化合物 と B 群元素の化合物 の混合水溶液を A群元素過剰の A Z B 原子比で湿式反応 さ せた A群元素過剰のぺ ロ ブス 力 イ ト 型化合物粉体が、 A B 原子比が 1 付近のぺ 口 ブス カ イ ト 型化合物粉体に 比べて、 煆焼時の粒成長が问 tna 起 し る >_ と 、 そ し て上 記 A群元素過剰のぺ ロ ブ ス カ イ 卜 型化合物粉体を粒成長 の起 こ る 前の温度で煆焼 し、 得 られた煆焼物を酸溶液で 洗浄 し 、 水洗、 濾過 し 一し 過剰の A群元素を取 り 除 く こ と に よ り 、 反応が充分に進行 し 、 かつ結晶性が良好な ぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉体が容易 に得 ら れ る こ と を見出 し 、 本発明を完成す る に至 つ た。 [0017] 本発明 は、 Mg、 C a> S r、 B aな どの 了 ル カ リ 土類金属元 素およ び (ま た は ) P bな どの 2 価金属元素よ'り な る A群 元素の化合物か ら選ばれ る少な く と も 1 種の化合物 と 、 T i 、 Z r、 H f 、 S nな どの 4 価金 ¾兀素お よ び ( ま た は) Z n N i 、 C o、 Mg . F e Sbな どの 2 価 も し く は 3 価金属兀 と N b、 S bな ど の 5 価金属元素 と の複合金 兀素よ り な る B 群元素の化合物か ら選ばれ る 少な く と も 1 種の 化合物 と の A ノ B 原子比が A群元素過剰の混合物水溶液を湿式反 応 さ せ、 得 ら れた A Z B 原子比が A 群元素過剰の反応生 成物粉体を粒子の成長が起 こ る 前の温度で煆焼 し 、 得 ら れた煆焼物を酸溶液で洗浄 し 、 水洗、 濾過 し て過剰の A 群元素を取 り 除 く こ と を特徴 と す る 平均粒径 0 . 3 m以下 の べ ロ ブス カ イ 卜 型化合物微粉 ·体の製造方法を提供す る も ので あ る 。 [0018] 本発明 の他の観点に よ れば、 平均粒径 0 . 3 以下の チ 夕 ン酸バ リ ゥ ム正方晶系結晶が提供 さ れる 。 [0019] 本発明 に お い て、 上記反応に使用す る A 群元素の 化合 物や B 群元素の 化合物の 化合物形態 と し て は、 た と え ば 水酸化物'、 酸化物、 有機金属化合物、 塩な どがあ げ ら れ る o [0020] そ し て、 上記 A 群元素の 化合物 と B 群元素の 化合物 と の反応 に あ た り 、 A 群元素の化合物や B 群元素の 化合物 は、 市販品を そ の ま ま 使用 し て も よ い し 、 ま た、 合成 し た も の を用 い て も よ い。 [0021] B 群元素の 化合物 と し て B 群元素の水酸化物ま た は酸 化物を用 い る 場合は、 それ ら の粒径が平均粒径で 0 . 3 m 以下、 好ま し く は 0 . 1 以下の も のが適 し てお り 、 0 . 3 よ り 大 き く な る と 反応が困難に な る 。 [0022] ま た、 反応に 際 し て、 A群元素の化合物、 B 群元素の 化合物 と も 、 反応時に溶解す る も の を除い て は、 得よ う と す る ベ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉体の粒径以下の も.の を用 い る こ と が必要であ る 。 [0023] 反応に あ た り 、 A群元素の 化合物か ら選ばれ る 少な く と も 1 種の 化合物 と B 群元素の化合物か ら 選ばれ る 少な く と も 1 種の 化合物は、 A 群元素過剰の A Z B 原子比に 混合 さ れ る 。 本発明 に おい て、 上記 A Z B 原子比 と は A 群元素 と B 群元素 と の原子比を い う 。 そ し て、 上記の混 合 は通常の混合方法に よ つ て行え ば よ い。 [0024] 本発明 に おいて、 湿式反応 と し て は、 共沈法、 加水分 解法、 水熱合成法、 常圧加熱反応法な どが採用 さ れ る 。 共沈法 は、 A 群元素の塩類 と ' B 群元素の塩類ま た は水 酸化物 と の混合溶液に ア ルカ リ を反応 さ せて、 A 群元素 と B 群元素の含水酸化物混合物ま た は水酸化物混合物を 得た り 、 A群元素の塩類 と B 群元素の塩類 と の混合物を シ ユ ウ 酸、 ク ェ ン酸な どの有機酸に滴下 し て反応 さ せ、 水不溶性の有機酸複合塩を得 る 方法であ る 。 [0025] 加水分解法は、 金属ア ル コ キ シ ド の混合物ア ル コ ー ル 溶液に水を加え て加水分解を行い、 ベ ロ ブ ス カ イ ト 型化 合物を得 る 方法であ る 。 [0026] 水熱合成法は、 A群元素の化合物か ら選ばれ る 少な く と も 1 種の化合物 と 、 B 群元素の 化合物か ら選ばれ る 少 な く と も 1 種の化合物 と の混合水溶液を反応が進行す る pH、 通常は pH I O以上に ア ルカ リ で調整 し、 ァ ノレカ リ 性混 合物水溶液を得、 こ れを加圧下で通常 1 0 0〜 3 0 0で の温 度で反応 さ せ る方法であ る 。 [0027] 常圧加熱反応法は、 上記の ア ルカ リ 性混合物水溶液を 常圧下で沸騰 さ せて反応 さ せ る 方法であ る 。 [0028] 本発明では、 こ れ らすベて の湿式法を採用す る こ と が で き る。 つ ま り 、 得よ う とす る ベ ロ ブス カ イ ト 型化合'物 の種類や純度、 使用す る A群元素の化合物 と B 群元素の 化合物の種類に応 じ て反応方法を使い分ければよ い。 [0029] 湿式法に よ っ て得 ら れた反応生成物、 すな わ ち 、 ベ ロ ブス カ イ ト 型化合物、 あ る い は共沈水酸化物混合物、 有 機酸複合塩な どは、 必要に応 じ て、 水洗、 濾過 さ れ る 。 こ れは、 ベ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物成分以外の化合物を湿 式反応 さ せ る た め に使用 し た場合に 、 煆焼後 も残 る 元素 を除去す る た めであ る。 た と え ば、 強ア ルカ リ 中で反応 さ せた場合に は、 N a、 K な どを除去す る 必要があ る が、 こ れ ら の場合 は、 炭酸ま た は酢'酸な どで中和 し 、 水洗、 濾過すればよ い。 [0030] 本発明 に お い て、 乾燥 は通常の乾燥方法で行え ばよ い が、 過剰に使用 し た未反応の Α群元素 と 反応生成物 と が 均一な粉体で得 ら れ る よ う にす る のが好 ま し い。 こ の よ う な乾燥方法 と し て は、 た と え ば、 噴霧乾燥を採用す る こ と がで'き る し 、 ま た、 未反応の A 群元素を炭酸イ オ ン シ ユ ウ 酸イ オ ン な どで不溶化 し てか ら 通常の濾過、 乾燥 を行 っ て も よ い。 [0031] 上記の よ う に し て得 ら れた A Z B 原子比が A 群元素過 剰の反応生成物粉体は、 粒子の成長が起 こ る 前の温度で 煆焼 さ れ る 。 こ こ で、 本発明 に お け る A / B 原子比が A 群元素過剰の反応生成物粉体の煆焼につ い て詳述す る と 次の と お り であ る 。 [0032] 湿式法で得 ら れ る 反応生成物は、 反応生成物がぺ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物の場合、 そ の種類に よ っ て多少異な る が、 通常は平均粒径が 0 . 3 以下で、 ほ と ん どが 0 . 0 5〜 0 . 1 5 の粉体であ る 。 反応生成物が共沈水酸化物混合物 や有機酸複合塩の場合 は、 5 0 0〜 9 0 1TCで熱処理す る と 平均粒径が 0 . 3 Aim以下で、 ほ と ん どが 0 . 0 5〜 0 . 1 5 の ぺ ロ プス カ イ ト 型化合物粉体が得 ら れ る 。 そ し て、 こ れ ら の反応生成物は、 通常、 付着水、 構造水の除去や、 結晶 化度の 向上、 未反応成分の反応の促進な どの 目 的で、 煆 焼 さ れ る 。 - 煆焼温度を高温にす る ほ ど、 上記の 目 的 は達成 さ れ る こ と に な る が、 そ の反面、 粒子の成長が起 こ る 。 そ の た め、 通常は粒子の成長が起 こ る 前の温度で煆焼 さ れ る 。 粒子の成長が起 こ る 温度は、 ベ ロ ブス カ イ ト 型化合物の 種類に よ っ て異な る が、 同一のべ ロ ブス カ イ ト 型化合物 の場合は、 A Z B 原子比 に よ っ て変わ り 、 A Z B 原子比 が A群元素過剰の場合、 A Z B 原子比力 1 の も の よ り 、 粒子の成長が起 こ る 温度が 1 Q G〜 3 Q 0 °C高温に な る 。 し たが っ て、 本発明で は、 従来の A B 原子比が 1 の も の よ り 高温で煆焼す る こ と がで き 、 通常、 粒子成長の起 こ る温度よ'り 低 く 、 かつ A Z B = 1.0 の ばあ い に粒子成長 が起 こ る 温度よ り 高い温度で煆焼 さ れ る 。 好ま し く は、 [0033] (粒子成長発生温度 - 20 °C ) 以下、 な かんづ く (粒子成 長発生温度 - 50 V ) 以下で、 (粒子成長発生温度 - 30CTC ) 以上、 な かんづ く (粒子成長発生温度 - 200 ) 以上の温 度で煆焼 さ れ る 。 [0034] 本発明 に おいて、 A B 原子比が A群元素過剰の も の と は、 A Z B 原子比が 1.01〜 し 40の範囲、 好ま し く は [0035] 1.01〜 1.10の範囲の も のであ る 。 すな わ ち 、 ベ ロ ブス 力 ィ ト 型化合物の種類に よ っ て も 異な る が、 A / B 原子比 が 1.01よ り 小 さ い場合は、 粒子の成長が起 こ る 温度を高 く す る 効果が小 さ く 、 ま た A B 原子比が 1.40を超え る と 、 ベ ロ ブス カ イ ト 型化合物以外の結晶化合物の生成が 生 じ た り 、 ま た後工程の酸処理に よ る A群元素過剰分の 除去を考え る と 不経済であ る か ら であ る 。 [0036] A Z B 原子比 と 粒子の成長が起 こ る 温度 と の関係を、 具体的 に湿式法で製造 し た平均粒子径 0.1 の疑似立方 晶チ タ ン酸バ リ ゥ ム を例 に と っ て説明す る と 、 BaZ Ti原 子比力《 1 の も の は 8 Q 0 て ま で粒成長が起 こ ら ず、 X 線回 折に も 、 構造水の離脱の た め に生 じ る 格子定数の収縮が 起 こ っ た疑似立方晶で推移す る。 そ し て、 900 以上で 煆焼す る と 、 粒子の成長がみ ら れ、 1000。cの煆焼では平 均粒径 0.5 ; um以上の正方晶チ ダン酸バ リ ウ ム に な る 。 一 方、 BaZ Ti原子比が Ba過剰の場合 は、 1000 °C か ら 1100。C の煆焼 に お い て、 0.1 〜 0.2 /Mの粒成長で正方晶の チ タ ン酸バ リ ウ ム が得 ら れる 。 本発明 に お いて は、 A 群元素 過剰の反応生成物粉体を粒子の成長が起 こ る 前の温度で 煆焼す る こ と を要件 と し て い る が、 こ の粒子の成長が起 こ る 前の'温度 と は、 粒子が平均粒径で 0.3 よ り 大 き な 粒子に成長を起 こ す前の温度 と い う 意味であ る 。 [0037] な お、 反応生成物の A Z B 原子比が 1.01〜 1.40の範囲 に な る よ う にす る に は、 反応前の A / B 原子比が A群元 素過剰の混合物水溶液に お い て も 、 A B 原子比を 1.01 〜 : I .40に調整す る こ と が必要であ る 。 [0038] 煆焼後 は、 得 ら れた煆焼物を酸溶液で洗浄 し、 水洗、 濾過 し て、 過剰の A 群元素を取 り 除 く 。 こ の 際に使用す る 酸は、 水可溶性の酸であればいずれ も 使用可能であ り た と え ば酢酸な どの有機酸や塩酸、 硝酸、 フ ッ 酸な どの 無機酸が使用で き る 。 た だ し 、 塩 と し て沈殿す る も の は 使用す る こ と がで き な い。 [0039] 酸溶液での煆焼物の洗浄 は、 通常の方法で行え ばよ く た と え ば、 煆焼物を ス ラ リ ー 化 し 、 必要に応 じ て加熱 し 酸を そ の中 に滴下 し 、 pHを調整す る方法を採用で き る 。 PHの調整範囲 は、 ベ ロ ブス カ イ ト 型化合物の種類や使用 す る 酸に よ っ て多少異な る が、 通常、 pH 5 〜 10の範囲で あ る 。 ま た、 煆焼物の A 群元素の過剰度合が多 い場合 は は じ め に塩酸な どの強酸で pHを 10近 く ま で落 と し 、 つ い で酢酸な どの弱酸で所望の pHに調整す る のが効果的であ る o do) 酸溶液で洗浄後は、 常法 に よ り 、 デカ ン テ一 シ ヨ ン を 繰 り 返 し、 ヌ ッ チ ヱ な どで水洗-、 濾過 し 、 乾燥すればよ い。 こ の酸洗浄後の水洗、 濾過は、 必ず し も 、 水洗、 濾 過の順序で行 う こ と を要求 さ れ る も のでは な く 、 濾過が 水洗よ り 先に な つ て も よ い し 、 ま た、 水洗や濾過を く り 返 し て も よ い。 [0040] 本発明 に よ っ て得 ら れ る 平均粒径 0 . 3 以下のベ ロ ブ ス カ イ ト '型化合物微粉体 (ベ ロ ブ ス カ イ ト 型化合物の種 類に よ っ て多少異な る が、 ほ とん どが平均粒径 0 . 1 前 後であ る ) は、 従来の湿式法に よ る べ ロ プス カ イ ト 型化 合物の微粉体に比べて、 反応が充分 に進行 し てい て未反 応物が少な く 、 ま た結晶性が良好で結晶化度の高い も の であ り 、 物理的特性お よ び電気的特性が良好で、 かつ、 それ ら のバラ ツ キが少な い 、 品質の安定 し た セ ラ ミ ッ ク ス の成形を可能にす る 。 特に薄膜セ ラ ミ ッ ク ス を成形す る 場合に お い てそ の効果が顕著に発揮 さ れ る 。 [0041] 特に、 本発明の方法に よ っ てえ ら れ る チ タ ン酸バ リ ウ ム は、 平均粒径が 0 . 3 urn以下、 な かんづ く 0 . 0 5〜 0 . 2 5 m の範囲内 に あ っ て、 粒度分布幅が非常に狭 く て粒径の均 —な正方晶の結晶粒子であ る た め、 セ ラ ミ ッ ク ス材料 と し て き わ めて有用であ る。 すな わ ち、 正方晶の チ タ ン酸 バ リ ウ ム は立方晶の も の よ り も結晶が緻密であ り 、 ま た 化学的 に安定 し ていて他の配合成分 と 反応 し に く い た め 高性能のセ ラ ミ ッ ク スがえ ら れやすい と い う 長所を有 し てい る 。 ま た、 粒径が小さ く て均一であ る ので、 セ ラ ミ ッ ク 薄膜の形成に適 し てお り 、 た と え ば薄 く て高容量の コ ン デ ン サ 一 を う る こ と 力 で き る 。 [0042] 本発明の方法に よ っ てえ ら れ る チ タ ン酸バ リ ゥ ム の粒 (ii) · - 度分布曲線は極めて シ ャ ー プであ り 、 全粒子数の 60%以 上、 な かんづ く 70 %以上が平均'粒径の ± 0.05 の範囲内 に存在す る 。 しか も 、 0.3 以上の粒径を有す る 粒子は 非常に少な く 、 平均粒径が 0.25 以下の ばあ い、 全粒子 数の 5 %以下であ り 、 平均粒径が 0.15 m以下の ばあ い に は、 粒径 0.3 ωη以上の粒子 は ほ と ん ど存在 し な い。 た と え ば、 平均粒径 0.2 の ばあ い、 全粒子の 90 %以上、 な かんづ く ' 95 %以上が 0.1 〜 0.3 miの範囲内 に存在す る 。 こ の よ う な平均粒径が小 さ く て粒径の均一な 正方晶の チ タ ン酸バ リ ウ ム は、 公知の方法で は全 く え る こ と の で き な か っ た新規な も のであ る 。 [0043] 本発明 に よ る べ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉体か ら え ら れ る セ ラ ミ ッ ク ス は、 そ の優れた電気的特性、 つ ま り 、 優れた誘電性、 圧電性、 半導性な どを利用 し て、 エ レ ク ト ロ ニ ク ス分野の コ ン デ ン サ、 電波フ ィ ル タ ー 、 着火素 子、 サ ー ミ ス 夕 な ど に好適 に使用 さ れ る 。 発明 を実施す る た め の最良の形態 [0044] つ ぎに実施例を あ げて本発明を さ ら に詳細に説明す る , 実施例 1 [0045] 大阪チ タ ニ ウ ム ㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 ( Ti- 16.5 重量% ) 200gを蒸留水 1800mlに撹拌 し なが ら加え、 希薄 四塩化チ タ ン水溶液 に し た後、 5 重量% ア ン モ ニ ア水 [0046] (林純薬工業㈱製、 試薬特級) 700 ml を約 1 時間かけて 添加 し て、 含水酸化チ タ ン ス ラ リ ー に し 、 ヌ ッ チ ュ で水 洗、 濾過を行い、 含水酸化チ タ ン ケ ー キ に し た 。 こ の含 水酸化チ タ ン ケ ー キ は、 Ti 02 の定量を I CP で行 っ た と こ ろ 、 11.46 重量%であ っ た。 ) ' . つ ぎに、 上記含水酸化チ タ ン ケ 一 キ 240.2 g ( Ti: 0.345 モ ル) に蒸留水を加え、 Ti02力《'60g/j の ス ラ リ ー に調整 し た後、 反応系を窒素雰囲気 に し 、 Ba(0H)2 · 8H20 (林 純薬工業㈱製、 試薬特級) を 141.2g(Ba: Q .448 モ ル) 加 え、 さ ら に蒸留水を加え て、 0.7 モ ル Z J (BaTiOa 換 算) 、 BaZ Ti原子比 1.30の ス ラ リ ー に調整 し た。 該ス ラ リ ー を沸騰温度ま で約 1 時間か けて昇温 し 、 沸騰温度で 約 3 時間'反応を行 っ た。 室温ま で 自然冷却 し た後、 デカ ン テ ー シ ヨ ン を繰 り 返 し 、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 濾過を行 つ た。 得 ら れた ケ ー キ に蒸留水を加えて 0.9 モ ルノ j [0047] (BaTiOa 換算) に再ス ラ リ ー 化 し、 大川原化工機㈱製ス プ レ ー ドラ イ ヤ 一 を用 いて、 入口温度 250 °C、 出 口温度 120 °C、 ァ ト マ ィ ザ一 回転数 25000 rpniで噴霧乾燥 し てチ 夕 ン酸バ リ ゥ ム微粉体を得た。 [0048] 得 ら れた チ タ ン酸バ リ ウ ム微粉体は、 I C P お よ び螢光 [0049] X線分析で BaZ Ti原子比を測定 し 、 電子顕微鏡写真で粒 径を測定 し、 X線回折で結晶形を調べた と こ ろ 、 BaZ Ti 原子比 1. Q31 、 平均粒径 0.08娜で疑似立方晶で あ る こ と が判明 し た。 [0050] 上記チ タ ン酸バ リ ウ ム微粉体を電気炉中、 1000 °Cで 3 時間煆焼 し 、 自然冷却 し た後、 得 ら れた煆焼物に蒸留水 を加え、 約 0.7 モ ル Z ί (BaTiOa 換算) の ス ラ リ ー に調 整 し た。 該ス ラ リ ー を加温 し て 6 (TC に し 、 1 Q重量%酢酸 水溶液を滴下 し て、 pHを 8.0 に調整 し 、 約 1 時間保持 し た後、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 濾過を行い、 乾燥 し てチ タ ン酸 バ リ ゥ ム微粉体を得た。 [0051] 得 ら れた チ タ ン酸バ リ ウ ム微粉体は、 I CP お よ び螢光 X 線分析で BaZ Π原子比を測定 し 、 電子顕微鏡写真お よ び X 線回折分析に よ り 結晶形を調ベた と こ ろ 、 Ba/ Ti原 子比は 1.002 であ り 、 結晶形は-湿式法で製造 さ れた正方 晶 チ タ ン酸バ リ ゥ ム (BaTi03) と ピー ク 位置が一致 し 、 ま た電子顕微鏡観察に おい て四角 い形状で結日曰 ェ ッ ジ力《見 ら れ る こ と 力、 ら正方晶であ る こ と が判明 し た。 [0052] さ ら に、 え ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム ¼粉体の電子顕微 鏡写真か ら平均粒径お よ び粒度分布を測定 し た。 測定は 電子顕微'鏡写真 に一定間隔で横線を引 き 、 線上の粒子 [0053] 3000個の径を測定 し て行な つ た。 粒子形状が直方体であ る の で、 一辺の長 さ を粒子径 と し た。 粒度分布 (全粒子 数 に対す る 割合) お よ び平均粒径の測定結果を以下に示 す。 [0054] (粒度分布) [0055] 0. 3 以上 i% [0056] 0.25- 0.3 m 11% [0057] 0.2 〜 0.25 36% [0058] 0.15〜 0.2 m 34% [0059] 0.1 〜 0 _ 15 m 12% [0060] 0.1 m il 3% [0061] 平均粒径 : Q .2 jm [0062] な お、 以下の各実施例な どに おいて も 、 生成物の分析、 測定手段は、 こ の実施例 1 の と 同様であ る 。 [0063] 実施例 2 [0064] 実施例 1 と 同様の操作を経て、 含水酸化チ タ ン [0065] -Ba(0H)2 * 8H20混合 ス ラ リ ー を 0.7 モ ルノ j (BaTiOs 換 算) 、 BaZ T i原子比 1.2 Qで調整 し た後、 該 ス ラ リ ー 500 mi t耐熱性二 ッ ゲ ル合金製のォ一 ト ク レ ー ブ (容量 1 £ ) に仕込み、 500 rpmで撹拌 し なが ら 100 °C /hr で昇温 し 、 250 で で 2 時間反応を仃 っ ナ:。 [0066] 反応後、 実施例 1 と 同様に水'洗、 濾過 し 、 再ス ラ リ ー 化 し た後、 噴霧乾燥 し て チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体を得た 得 ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体は、 BaZ Ti原子比 1.052 、 平均粒径 0.1 imの疑似立方晶で あ っ た。 [0067] 上記チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体を電気炉中、 1000 °Cで 3 時間煆焼 し 、 自然冷却 し た後、 約 0 · 7 モ ル / £ ( BaTi 03 換算) に'ス ラ リ ー化 し 、 加温 し て 60 °C に し た 。 該ス ラ リ 一 に 10重量%酢酸水溶液を滴下 し て、 pHを 8.0 に調整 し 約 1 時間保持 し た の ち 、 ヌ ッ チ 二 で水洗、 瀘過を行い、 乾燥 し て チ タ ン 酸バ リ ゥ ム微粉体をえ た。 [0068] え ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体は、 Ba/Ti 原子比 1.000 、 平均粒径 0.15wnの正方晶であ っ た。 粒度分布の 測定結果を以下に示す。 [0069] (粒度分布) [0070] 0.25 以上 5% [0071] 0.2 〜 0.25 11% [0072] 0.15~ 0.2 33% [0073] 0.1 〜 0.15xmi 41 % [0074] 0.1 以下 10% [0075] 実施例 3 [0076] 純度 99.99 % の チ 夕 二 ゥ ム ィ ソ プ ロ ボ キ シ ド ( レ ア ー メ タ ル㈱製) 100 gを 150 ml の ィ ソ プ ロ ピル ァ ゾレ コ ー ル (林純薬工業㈱製、 試薬特級) に溶解 し 、 2 時間加熱還 流 し た。 窒素雰囲気中で、 該チ 夕 ニ ゥ ム イ ソ プ ロ ポ キ シ ド溶液を 80で に保 つ た 45重量% Ba(0H)2 · 8H2O水溶液 840.5gに 1 時間 30分かけて 口 一 ラ ポ ン プで徐々 に滴下 し 滴下後、 加水 し て ス ラ リ ー濃度 0.6 モ ル Z 、 Ba/Ti 原 子比 1.4 に調整 し た。 以後、 実施例 1 と 同様に反応を行 い、 水洗、 瀘過 し た の ち 、 噴霧-乾燥 し て、 チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体をえ た。 え ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体は、 Ba/Ti 原子比 1.101、 平均粒径 ϋ . Q 6Λ(ΠΙの疑似立方晶であ つ た [0077] 上記チ タ ン酸バ リ ウ ム微粉体を電気炉 (モ ト ャマ㈱製) 中、 1100 °Cで 3時間煆焼 し 、 自 然冷却 し た後、 該煆焼物 を約 0.3モ ル _!? (BaTiOs換算) に ス ラ リ ー化 し、 加温 し て 60 °C に保 っ た。 こ の ス ラ リ ー に 1 Nの塩酸水溶液を滴 下 し て、 pHを 9.7に調整 し た後、 10重量%酢酸水溶液を 滴下 し て、 pHを 7.8に調整 し 、 約 1 時間保持 し た 。 そ の 後、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 瀘過を行い、 乾燥 し てチ 夕 ン 酸バ リ ゥ ム微粉体をえ た。 [0078] え ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体は、 Ba/Ti 原子比 [0079] 0.9990、 平均粒径 0.13 の正方晶であ っ た。 粒度分布の 測定結果を以下に示す。 [0080] (粒度分布) [0081] 0.2 以上 5 % [0082] 0.15〜 0.2 30% [0083] 0.10~ 0.15«n 35% [0084] 0.1 Q 以下 10 % [0085] 実施例 4 [0086] 窒素棼囲気中で、 純度 99.99 % の バ リ ウ ム ィ ソ プ ロ ボ キ シ ド ( レ ア ー メ タ ル㈱製) 75.83 g ( 0.297モ ル ) と 純度 99.99 % の チ タ ニ ウ ム イ ソ プ ロ ボ キ シ ド ( レ ア一 メ タ ル ㈱製) 92.75g( 0.326モ ル) と を、 350 ml の イ ソ プ ロ ピル ア ル コ ー ル に溶解 し 、 2 時間加熱還流 し た。 該溶液に蒸 留水 65 in 1を 1 時間かけて滴下 し 、 ア ル コ ラ ー ト を加水分 解 し、 一旦室温ま で冷却 し た後、 加水 し て ス ラ リ ー 濃度 を 0.5モル / J ( BaTi03換算) -、 Ba/Ti 原子比 1.1に調 整 し た。 以後、 実施例 1 と 同様に反応を行い、 ヌ ッ チ ェ で の水洗、 瀘過を省略 し 、 そ の ま ま 噴霧乾燥 し て、 BaZ [0087] Ti原子比 1.102、 平均粒径 0.05 の疑似立方晶チ タ ン酸 バ リ ウ ム微粉体をえ た。 [0088] 以後、 実施例 3 と 同様に 、 煆焼、 酸処理を行い、 BaZ [0089] Ti原子比 Ί .000 、 平均粒径 0. lO fliiの正方晶チ タ ン 酸ノく リ ゥ ム微粉体を得た。 粒度分布は以下の と お り であ る 。 [0090] (粒度分布) [0091] 0.15 m以上 8% [0092] 0.1 〜 0.15 /ΠΙ 41% [0093] 0.05- 0.1 tm 51% [0094] 実施例 5 [0095] 大 阪 チ 夕 二 ゥ ム㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 ( Ti = 16.5 重量%、 0.688 モ ノレ) 200 gを蒸留水 300 m 1 中 に撹拌 し な が ら加え、 希薄四塩化チ タ ン水溶液 に し た o つ ぎに 185 g ( 0.756 モ ノレ ) の塩化ノく リ ウ ム ( BaC 2 · 2H20 ) を 2000 in 1の蒸留水中 に溶解 し 、 こ の水溶液を 20 に保持 し なが ら 、 該水溶液に上記の希薄四塩化チ タ ン水溶液を徐々 .に 加え た。 一方、 シ ユ ウ 酸 [(C00H)2 · 2H20 ] 189 g ( 1 · 5モ ノレ :) を ΙΟΟΟπ 1の蒸留水に加え て、 水溶液に し 、 80で に保温 し た。 こ の シ ユ ウ 酸水溶液中 に上記の 四塩化チ タ ン - 塩化 バ リ ウ ム の混合水溶液を 3 時間かけて滴下 し 、 白色沈殿 物をえ た。 デ カ ン テ ー シ ヨ ン を く り 返 し 、 ヌ ツ チ ヱ で水 洗、 瀘過 し た後、 乾燥 し て、 BaTiO(C2 04 )2 • 4H20複合塩 粉体をえ た。 こ れを 600 。Cで 10時間煆焼 し s Ba/Ti 原子 比 1.05、 平均粒径 0.2 の疑似立方晶チ タ ン 酸バ リ ゥ ム 微粉体をえ た。 [0096] 以後、 実施例 2 と 同様に、 煆焼、 酸処理を行い、 [0097] Ba/Ti 原子比 1 , G01、 平均粒径 22 の正方晶チ タ ン酸 バ リ ゥ ム微粉体をえ た。 粒度分布は以下の と お り であ る 。 [0098] (粒度分布) [0099] 0.3 以上 3 % [0100] 0.25〜 0.3 33% [0101] 0.'2 〜 0 · 25 34% [0102] 0.15- 0.2 m 30% [0103] 実施例 6 [0104] 実施例 1 と 同様に し てえ た含水酸化チ タ ン ケ一キ [0105] (11.46重量% ) 200 gに蒸留水を加えて ス ラ リ ー濃度 60g / Q に調整 し た。 反応系を窒素雰囲気に し た後、 上記ス ラ リ ー に Sr(0H)2 · 8H20 (林純薬工業㈱製、 試薬特級) 107.1 gを添加、 混合 し た。 最終ス ラ リ 一濃度を 0.5モ ル [0106] / £ (SrTiOs換算) に加水調整 し 、 以後、 実施例 1 と 同 様に反応を行い、 反応後、 ヌ ッ チ で水洗、 '瀘過 し 、 噴 霧乾燥 し て Sr/ Ti原子比 1.07、 平均粒径 0.06 の疑似立 方 曰 タ ン酸ス ト ロ ン チ ウ ム微粉体をえ た。 [0107] 上記チ タ ン酸ス ト ロ ン チ ウ ム微粉体を 1150でで 3 時間 煆焼 し 、 実施例 1 と 同様に pH7.6 に調整 し た後、 酸処理 水洗、 濾過、 乾燥を し て、 Sr/ Ti原子比 0, 998 、 平均粒 径 0.1 の立方晶チ タ ン酸ス ト ロ ン チ ゥ ム微粉体を得た 実施例 7 [0108] 実施例 1 と 同様に し てえ た 含水酸化チ タ ン ケ ー キ [0109] (11.46重量% 、 0.286 モ ノレ ) 200gに蒸留水を加え て ス ラ リ 一濃度 60g/ ϋ に調整 し た。 反応系を窒素雰囲気に し た後、 上記ス ラ リ ー に Ba(0H)2 · 8H20 (林純薬工業㈱製 ) ' · 試薬特級) 79.0g(0.25モ ル) と Sr(0H)2 · 8H2O (林純薬 工業㈱製、 試薬特級) 27.4g (0.1モ ル) を添加 し た。 [0110] 以後、 実施例 1 と 同様に反応を行い、 反応後、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 瀘過 し 、 噴霧乾燥 し て、 Ba/Ti 原子比 0.780 Sr/Ti 原子比 0.314、 (Ba + S r) /T i原子比 1.094で、 平 均粒径 0.0 の疑似立方晶チ タ ン酸バ リ ウ ム · ス ト ロ ン チ ウ ム 化合物微粉体をえ た。 [0111] 上記チ'タ ン酸バ リ ウ ム · ス ト ロ ン チ ウ ム化合物微粉体 を 105 (TCで 3 時間煆焼 し 、 実施例 1 と 同様に pH8.0 に調 整 し た後、 酸処理、 水洗、 濾過、 乾燥を し て、 BaZ Ti原 子比 0.7031、 SrZ Ti原子比 2.998 、 ( Ba+ Sr) / T i 原 子比 1.0029で、 平均粒径 0.08 の立方晶チ タ ン酸バ リ ゥ ム ♦ ス ト ロ ン チ ウ ム 化合物微粉体をえ た。 [0112] 実施例 8 [0113] 2 j の純水中 に、 ZrOC 2 · 8H2O (林純薬工業㈱製、 試薬特級) 129g(0.4モ ル) を添加 し 、 溶解 し た後、 該溶 液に大阪チ タ ニ ウ ム㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 ( Ti = 16.5重量% ) 470g(1.6モ ル) を添加 し 、 溶解 し た。 [0114] 上記水溶液に 5重量% ア ン モニ ア水 (林純薬工業㈱製 試薬特級) を約 1 時間かけて添加 し 、 ス ラ リ ー を pH7.5 に調整 し、 含水酸化チ タ ン ジ ル コ ニ ウ ム共沈殿物をえ た 後、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 瀘過を行い、 含水酸化チ タ ン ジ ル コ ニ ゥ ム ケ ー キ を え た。 こ の 含水酸化チ タ ン ジ ル コ ニ ゥ ム ケ ー キ は、 1CP に よ り Ti02、 ΖΓΟ2 の 定量を行 っ た と こ ろ 、 T i 0210重量%、 Z r 02 3.9重量%であ っ た。 [0115] つ ぎに 、 上記含水酸化チ タ ン ジ ル コ ニ ウ ム ケ ー キ 250 g ( T i: 0.313モ ル、 Z r: 0.079モ ル) に蒸留水を加え、 0.7 モ ル ί ( Ti02 + Zr02換算) ス ラ リ ー に調整 し た後 反応系を窒素雰囲気 に し 、 Ba(0H · 8H2O (林純薬工業 ㈱製、 試薬特級) 173g(Ba: 0 , 55モ ル) を加え、 Baパ Π + Zr) 原子比 1.40の反応条件に し た。 [0116] 上記ス ラ リ ー を沸騰温度ま で約 1 時間か けて昇温 し 、 沸騰温度で約 3 時間反応を行 っ た の ち 、 室温ま で 自然冷 却 し 、 デカ ン テ ー シ ヨ ン を く り 返 し 、 ヌ ッ チ ュ で水洗、 瀘過を行 っ た。 え ら れた ケ ー キ に蒸留水を加え て 0.7モ ル ノ t Ba ( Ti。. 8 Zro. 2 )03 換算 ] に再ス ラ リ ー 化 し 、 酢酸でス ラ リ ー を ΡΗ 9.0 に 1:調整.し 、 約 1 時間攪拌 し た の ち 、 ヌ ッ チ 二 で水洗、 瀘過を行 っ た。 [0117] こ れを さ ら に蒸留水を加え て 0.9モ ル Z J [0118] [ Ba ( Ti。. 8 Zro. 2 )03 換算 ] に再ス ラ リ ー化 し 、 大川 原化工機㈱製ス プ レ ー ドラ イ ヤ ー を用 い、 入 口温度 250 t; 、 出 口温度 120 °C、 ァ ト マ ィ ザ一 回転数 25000Γ ΡΠΙで噴 霧乾燥 し て、 Ba/Ti 原子比 1.333、 Ba/Zr 原子比 5.556、 Ba/(Ti + Zr) 原子比 1.075 で、 平均粒径 Q . ϋ 7 の疑似立 方晶チ タ ン · ジ ル コ ン酸バ リ ゥ ム化合物微粉体をえ た。 [0119] 以後、 120 (TCで煆焼 し た ほかは実施例 1 と 同様に処理 し 、 Ba/Ti 原子比 1.245、 Ba/Zr 原子比 5 , 025、 Ba/ (Ti + Zr) 原子比 0.9980で、 平均粒径 0.2 の立方晶チ タ ン • ジ ル コ ン酸バ リ ウ ム化合物微粉体をえ た。 [0120] 実施例 9 [0121] 0.1Nの HC 酸性溶液を 0 °C に保温、 攪拌 し つつ 、 そ の 中 に 135.5gの SnCi 4 (林純薬工業㈱製、 試薬特級) を添 加 し、 溶解 し 、 S n 0 4 水溶液 に し た。 該水溶液に、 大阪 チ タ ニ ウ ム㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 ( Ti : 16.5 重量% ) 557.4gを溶解混合 し た。 [0122] 上記混合水溶液 に 5 重量% ア ン モ ニ ア水を加え て pH feo) [0123] 7.51に 中和調整 し 、 30分間熟成 し て、 ス ズ ♦ チ タ ン含水 酸化物の沈殿物をえ た後、 ヌ ッ 'チ ェ で水洗、 瀘過を行い、 ス ズ · チ タ ン 含水酸化物ケ ー キをえ た。 [0124] 上記ス ズ ♦ チ タ ン含水酸化物ケ ー キ 50 Ogに蒸留水を加 え、 全量を 1 £ に し 、 ス ラ リ ー化 し た後、 ICP に よ り Ti と Snの濃度を測定 し た と こ ろ 、 Ti : 0.425モ ル Z J 、 Sn : 0.106 モ ル / £ であ っ た。 [0125] 反応系'を窒素雰囲気に し た後、 上記ス ラ リ 一 に [0126] Ba(0H)2 · 8H20 (林純薬工業㈱製、 試薬特級) 201gを加 え、 Baパ Ti + Sn) 原子比 1.2 に調整 し た後、 以後、 実施 例 1 と 同様に反応を行い、 水洗、 瀘過、 噴霧乾燥を し て、 BaZ Ti原子比 1.299、 Ba/Sn 原子比 5.263、 Ba/ (Ti + Sn) 原子比 1.0417で、 平均粒径 0.09 /mの疑似立方晶チ タ ン ♦ ス ズ酸バ リ ゥ ム化合物微粉体をえ た。 [0127] 上記チ タ ン · ス ズ酸バ リ ウ ム 化合物微粉体を 1100。cで、 [0128] 3 時間煆焼 し 、 実施例 1 と 同様に pH8.2 に調整 し て、 酸 処理を行い、 水洗、 瀘過、 乾燥を し て、 Ba/Ti 原子比 [0129] 1.253 、 BaZ Sn原子比 5.025、 Ba/ ( Ti + Sn) 原子比 [0130] 1.003 で、 平均粒径 0.11 の立方晶チ タ ン ♦ ス ズ酸バ リ ゥ ム 化合物微粉体をえ た。 [0131] 実施例 10 [0132] 実施例 1 と 同様に し てえ た含水酸化チ タ ン ケ ー キ [0133] 240.2 g (Ti : 0.345モ ル) に蒸留水を加え、 Ti02が 50g/£ の ス ラ リ ー に調整 し た後、 反応系を窒素雰囲気に し 、 Ba /Ti 原子比 0.95、 Ca/Ti 原子比 0.15、 (Ba+ Ca)/Ti原子 比 1.05に な る よ う に Ba(OH)2 · 8H2Oお よ び CaC 2 を加え 上記ス ラ リ ー に、 NaOHを加え、 ス ラ リ ー の pHを 14に し 1) ' . た後、 実施例 1 と 同様に反応を行な っ た。 [0134] 上記反応生成物ス ラ リ ー を 6(TC に保 っ た の ち 、 炭酸ガ ス を吹 き 込ん で pH6 以下 に 調整 し 、 水洗、 デ カ ン テ ー シ ヨ ン 、 瀘過を行な っ た。 え ら れた ケ ー キを実施例 1 と 同 条件で噴霧乾燥 し てチ タ ン酸バ リ ウ ム · カ ル シ ウ ム 化合 物微粉体をえ た。 え ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム · カ ル シ ゥ ム 化合物微粉体は、 Ba/Ti 原子比 0.941、 Ca/Ti 原子比 0.102 、 ' ( Ba+ Ca)/Ti原子比 1.043の原子比構成で、 平 均粒径 0.07 の疑似立方晶であ つ た。 [0135] 上記チ タ ン 酸バ リ ウ ム · カ ル シ ウ ム化合物微粉体を実 施例 1 と 同様に 、 煆焼、 酸処理を行な い、 Ba/Ti 原子比 0.902 、 Ca/Ti 原子比 0.101、 (Ba + Ca) /T i原子比 [0136] 1.003 で、 平均粒径 0.1 の チ タ ン 酸バ リ ゥ ム · カ ノレ シ ゥ ム 化合物微粉体をえ た。 ― [0137] 実施例 11 [0138] 実施例 1 と 同様に し てえ た含水酸化チ タ ン ケ ー キ [0139] 240.2 g (Ti : 0.345モ ル) に蒸留水を加え 、 Ti02が 50g/ の ス ラ リ ー に調整 し た後、 反応系を窒素雰囲気に し 、 Ba /Ti 原子比 0.95、 Mg/Ti 原子比 0.10、 ( Ba+ Mg)/Ti原子 比 1.05に な る よ う に Ba(0H〉2 · 8H20お よ び MgC 2 · 6H2O を加え た。 [0140] 以後、 実施例 10と 同様に反応を行な い、 Ba/Ti 原子比 0.93、 Mg/Ti 原子比 0.105、 (Ba + Mg) /T i原子比 1.035 で、 平均粒径 0.06;umの疑似立方晶 チ タ ン 酸バ リ ゥ ム · マ グネ シ ゥ ム 化合物微粉体を え た。 [0141] 上記チ タ ン酸バ リ ゥ ム ♦ マ グネ シ ウ ム化合物微粉体を 実施例 1 と 同様に、 煆焼、 酸処理を行な い、 Ba/Ti 原子 比 0.900、 Mg/Ti 原子比 0.101、 (Ba + Mg) /T i原子比 1.001 で 、 平均粒径 0.12 mの立方晶チ タ ン酸バ リ ウ ム ♦ マ グネ シ ゥ ム 化合物微粉体をえ た。 [0142] 実施例 12 [0143] 大阪チ タ ニ ウ ム㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 (Ti : 16.5重 量% ) 284g(Ti: 0.98モ ル ) を蒸留水 1.2£ に撹拌 し なが ら加え、 希薄四塩化チ タ ン水溶液に し た後、 0 で に保温 し て、 日 本精鉱㈱製の SbCi s を 9.2g ( Sb : 0.04モ ノレ ) 加 え、 溶解'混合 し た。 [0144] 上記混合水溶液 5 重量% ァ ン モ ニァ水を 1 時間かけて 添加 し 、 pH 7 に調整 し て白色共沈殿物を得た。 上記白色 共沈殿物を ヌ ッ チ ュ で水洗、 濾過 し た後、 得 ら れた ケ ー キ に蒸留水を加え て、 全量を 1.6 Ω に ス ラ リ ー化 し た。 上記ス ラ リ ー は、 ICP に よ り Tiと Sbの濃度を測定 し た と こ ろ 、 Ti濃度は 0.576 モ ル であ り 、 Sb濃度は 0.024 モ ゾレ J であ っ た。 [0145] 反応系を窒素雰囲気に し た後、 上記ス ラ リ ー に [0146] Ba(OH) 2 · 8H2Oを加え、 BaZ ( Ti + Sb) 原子比を 1.3 に 調整 し た。 以後、 実施例 1 と 同様に反応を行い、 水洗、 濾過、 乾燥を し て、 BaZ Ti原子比 1 , 053 、 BaZ Sb原子比 28.57 、 BaZ ( Ti + Sb) 原子比 1.015 で、 平均粒径 0.07 の疑似立方晶チ タ ン · ア ン チ モ ン酸バ リ ゥ ム 化合物微 粉体を得た。 [0147] 得 ら れた チ タ ン · ア ン チ モ ン酸バ リ ゥ ム 化合物微粉体 を実施例 9 と 同様に煆焼、 酸処理を行 う こ と に よ り 、 Ba / Ti原子比 1.020 、 BaZ Sb原子比 24.94 、 BaZ ( Ti + Sb) 原子比 0.980 で 、 平均粒径 Q .13 mの立方晶チ タ ン · ア ン チ モ ン酸バ リ ウ ム 化合物微粉体を得た。 [0148] 実施例 13 ) " . 大阪チ タ ニ ウ ム㈱製の 四塩化チ タ ン水溶液 ( Ti : 16.5 重量% ) 275.70 g ( Ti : 0.95モ ル) と 五塩化ニオ ブ (三 津和化学薬品㈱製) 6.75g ( Nb : 0.025 モ ル) と FeCi 3 ♦ 6H20 (林純薬工業㈱製、 試薬特級) 6.76g ( Fe : [0149] 0.025 モ ル) と を ◦ °C に保温 し た 1.5 j の 0.1 N塩酸溶液 に溶解混合 し た。 該混合水溶液 に 5 重量% ァ ン モニァ水 を約 1 時間かけ て添加 し 、 pH 7 に調整 し て共沈殿物を得 た。 上言 S共沈殿物を ヌ ッ チ ヱ で水洗、 濾過 し て得た ケ ー キ に蒸留水を加え て全量を 1.8 に し 、 ス ラ リ ー 化 し た, ICP に よ り 上記ス ラ リ ー の Ti、 Nb、 Peの濃度を測定 し た と こ ろ 、 Tiの濃度は 0.527 モ ル / £ 、 Nbの濃度 は 0.0138 モ ル / で、 F eの 濃度 は 0.0137モ ルノ j で あ っ た。 [0150] 反応系を窒素雰囲気に し た後、 上記ス ラ リ ー に [0151] Ba(OH) 2 · 8H2Oを加え、 Ba/ ( Ti + Nb+ Fe) 原子比を [0152] 1.02 S 5に調整 し 、 以後、 実施例 1 と 同様に反応を行い、 BaZ Ti原子比 1.074 、 BaZ Nb原子比 43.48 、 BaZ Fe原子 比 43.48 、 Ba/ ( Ti + Nb+ Fe) 原子比 1.0235で、 平均粒 径 0.09 の疑似立方晶チ タ ン · ニオ ブ鉄酸バ リ ゥ ム 化合 物微粉体を得た。 [0153] 上記チ タ ン ♦ ニオ ブ鉄酸バ リ ゥ ム 化合物微粉体を実施 例 2 と 同様に、 煆焼、 酸処理を行 う こ と に よ り 、 BaZ Ti 原子比 1.052 、 BaZ Nb原子比 40、 BaZ鉄原子比 40、 BaZ ( Ti + Nb+ Fe) 原子比 0.994 で、 平均粒径 0.12 の立方 曰 [0154] B曰 チ タ ン · ニオ ブ鉄酸バ リ ゥ ム化合物微粉体を得た 比較例 1 [0155] 実施例 1 と 同様に反応を行 っ た後、 水洗、 濾過 し 、 得 ら れ た チ タ ン酸ノく リ ウ 厶 ケ ー キ を 0.6 モ ル に 再 ス ラ リ ー化 し 、 酢酸で pH 8 に調整 し た。 ヌ ッ チ ュ で水洗、 濾 Φ4 過 し 、 乾燥を し て BaZ Ti原子 it 1.001 、 平均粒径 0.08 の疑似立方晶チ タ ン酸バ リ ウ ム微粉体を得た。 [0156] 上記チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体を煆焼温度を変え て 3 時 間煆焼 し た。 得 ら れた チ タ ン酸バ リ ゥ ム の平均粒径 と 結 晶系 と の関係 は次の と お り であ o [0157] 煆焼温度 平均粒径 日日形 [0158] 800 。C 09/ΛΠ 疑似立方晶 ' 900 。C 14^im 疑似立方晶 1000 °C 5 mi 正 "日日 1100 V 7 m. 正方晶 1200 V 9 mi 正方 曰 [0159] B曰 [0160] 上記の煆焼温度 と 平均粒径 結 BB形の関係か ら 、 実施 例 1 〜実施例 5 で得た チ タ ン酸バ リ ゥ ム と 同 じ粒径の微 粉体を得 る 場合、 Ba/ Ti原子比を 1 に制御 し た従来の湿 式法に よ る チ タ ン酸ノ< リ ウ ム は、 900 °c以下で煆焼 し な ければな ら な い こ と がわ力、 る 。 し たが つ て、 結晶形 も疑 似立方晶の も の し か得 ら れな い o [0161] 実施例 14 [0162] 実施例 1 で得た正方晶チ タ ン酸バ リ ゥ ム微粉体を 850 で で 3 時間煆焼 し、 五十嵐機械㈱製の 「 ゥ ノレ ト ラ ビ ス コ ミ ノレ VVM— 2U で湿式粉砕、 分散をお こ な っ た。 そ の後、 樹脂性ボ一ル • ポ ッ ト を用 い て 12時間ボー ル ミ ル粉碎を し た。 [0163] ポ リ エチ レ ン グ リ コ ー ノレ 、 ブチノレ べ ン ジ ノレ フ タ レ ー ト 非イ オ ンォ ク チ ノレ フ エ ノ キ シ エ タ ノ ー ル、 ア ク リ ル樹脂 系ェマ ノレ ジ ョ ン 、 ワ ッ ク ス系エ マ ノレ ジ ョ ン をそ れぞれチ タ ン酸バ リ ウ ム に対 し て固形分換算で 3 重量%、 2 重量 [0164] % 0.2 重量 %、 8 重量%、 0.1 重量 %添加 し 、 さ ら に ) - [0165] 24時間ボー ル ミ ル混合を し た。 [0166] 得 ら れた ス ラ リ ー を攪拌 し な が ら 、 真空脱泡 し 、 粘度 を lOOOOcpsに調整 し た後、 ド ク タ ー ブ レ ー ドで、 薄膜成 形 し て グ リ ー ン シ ー ト を得た。 [0167] 上記 グ リ ー ン シ ー ト を 700 kg / cif 圧で、 5 枚重ね た後 [0168] 200 °C 力、 ら 500 。C ま で 20。C / hrでゆ つ く り 昇温 し 、 脱脂 し た後、 1150。Cで 2 時間焼成 し て、 チ タ ン酸バ リ ウ ム 薄 膜焼結体を得た。 [0169] 比較品 と し て、 比較例 1 で得た チ タ ン酸バ リ ウ ム (た だ し 、 900 °Cで煆焼 し た も の) を前記 と 同様に成形、 焼 成 し た。 [0170] 上記薄膜焼結体を作製す る に あ た っ て原料 と し て使用 し た実施例 1 お よ び比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ム を、 ボ ー ル ミ ルで 12時間粉砕 し た後、 そ の水可溶性成分を I CP で分析 し た結果を表 1 に示す。 [0171] ま た、 薄膜成形 し て得 ら れた グ リ ー ン シ ー ト の厚みの バ ラ ツ キを表 2 に示す。 [0172] 得 ら れた焼結体の焼成線収縮率のバ ラ ツ キ (試料各 10 点) を表 3 に示す。 [0173] 得 ら れた焼結体各 10点ずつ に つ い て電気的特性 ( 20 °C で の誘電率お よ び誘電損失) を横河 ヒ ユ ー レ ツ ト パ ッ カ 一 ド社製 LC1 メ ー タ 一 4272 A で測定 し た結果を表 4 に示 す。 [0174] [以下余白 ] 表 1 水可溶性成分 [0175] ( BaTi Os lOOgか ら溶出 し た重量 g) [0176] * - [0177] 2 グ リ ー ン シ ー ト の厚み の バ ラ ツ キ (膜厚計で 20力 所ずつ測定) 実施例 1 比較例 1 平 均 26 m 27 m [0178] 最 大 [0179] 最 小 25. o/fln 22m [0180] 3 焼成線収縮率 の バ ラ ツ キ [0181] (試料各 1 0点) [0182] [0183] (注) 比較例 1 は 1 0点の試料中、 3 点 ί: [0184] 反 り がみ ら れた。 [0185] 4 焼結体の電気的特性 [0186] (試料各 1 0点) [0187] [0188] 表 1 に示す よ う に 、 実施例 1 の チ タ ン酸バ リ ゥ ム は、 従来の湿式法に相 当す る 比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ゥ ム に 比べて、 水可溶性成分が少な く 、 反応が充分に進行 し て い る こ と を示 し て い た。 [0189] ま た、 表 2 〜 3 に示す よ ラ に 、 実施例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ム を用 い た ¾ 口 は、 比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ム を用 い た 口 に比べて、 グ リ ー ン シ ー ト の厚 さ の / ラ ッ キお よ び焼成線収縮率のバ ラ ツ キが少な い。 こ れは、 実 施例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ム が比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ゥ ム に比 て、 反応が充分に進行 し て いて組成が均質であ り 、 かつ分散が良好で あ る こ と を示 し てい る o [0190] さ ら に、 表 4 に示すよ う に 、 実施例 1 の チ タ ン酸バ リ ゥ ム を用 い た焼結体は、 比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ゥ ム を 用 い た焼結体 に比べて、 電気的特性が良好で、 かつ そ の パ、ラ ツ キ も少な い。 つ ま り 、 ¾1亀率が大 き く 、 誘電損失 が小 さ く 、 力、つ 、 そ のノ ラ ッ キが少な い。 こ れは、 実施 例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ムが比較例 1 の チ タ ン酸バ リ ウ ム に比べて、 反応が充分に進行 し た組成が均質な も の で、 かつ、 そ の結晶性が良好であ っ て 、 问密度に焼結で き る こ と を示 し て い る o
权利要求:
Claims) 請求の範囲 1. M g、 C a、 S r、 B aな どの ア ルカ リ 土類金属元素お よ び ( ま た は) P bな どの 2 価金属元素よ り な る A 群元素の 化合物か ら選ばれ る 少な く と も 1 種の化合物 と 、 T i、 Z r、 H f、 S nな どの 4 価金属元素お よ び ( ま た は) Z n、― N i、 C o、 M g、 F e、 S bな どの 2 価 も し く は 3 価金属元素 と N b、 ' S bな どの 5 価金属元素 と の複合金属元素よ り な る B 群元素の化合物か ら 選ばれ る 少な く と も 1 種の 化 合物 と の A / B 原子比が A 群元素過剰の混合物水溶液 を湿式反応 さ せ、 得 ら れた A B 原子比が A 群元素過 剰の反応生成物粉体を粒子の成長が起 こ る 前の温度で 煆焼 し 、 得 ら れた煆焼物を酸溶液で洗浄 し 、 水洗、 濾 過 し て過剰の A群元素を取 り 除 く こ と を特徴 と す る 平 均粒径 0 . 3 m以下のぺ 口 ブ ス カ イ ト 型化合物微粉体の 製造方法。 2. A 群元素の化合物が水酸化物お よ び ( ま た は) 酸化 物であ り 、 B 群元素の化合物が水酸化物お よ び (ま た は) 酸化物であ る 請求項 1 記載のベ ロ ブ ス カ イ ト 型化 合物微粉体の製造方法 O 3. A 群元素の化合物が水酸化物お よ び ( ま た は) 酸化 物であ り 、 B 群元素の化合物が有機金属化合物であ る 請求項 1 記載のぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉体の製造 方法。 4. A 群元素化合物が有機金厲化合物であ り 、 B 群元素 の化合物が水酸化物お よ び ( ま た は) 酸化物であ る 請 求項 1 記載のベ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉体の製造方 法 0 5. A群元素の化合物が有 金 化合物であ り 、 B群元 素の化合物が有機金属化合物でめ る 求項 1 記載のぺ 口 ブス カ イ ト 型化合物微粉体の製造方法 O 6. A群元素の化合物が水酸化バ リ ウ ム で、 B 群元素の 化合物が含水酸化チ タ ンであ り 、 ぺ π ブス 力 イ ト 型化 合物が正方晶チ タ ン酸バ リ ウ ムであ る 請求項 1 記載の ぺ 口 ブス 力 イ ト 型化合物微粉体の製造方法。 7. A群元素の化合物が水酸化バ リ ゥ ムで、 B 群元素の 化合物が含水酸化チ タ ンであ り ゝ ぺ Π ブス 力 イ ト 型化 合物が平均粒径 0. 05〜 0.3 の正方晶チ タ ン 酸バ リ ゥ ム で め る a目求項 1 記載のぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物微粉 体の製造方法 0 8. A群元素の 化合物が水酸化ス ト ロ ン チ ウ ム で、 B群 元素の化合物が含水酸化チ タ ン であ り 、 ぺ ロ ブス カ イ ト 型化合物がチ 夕 ン酸ス ト ロ ン チ ウ ムで あ る 請求項 1 記載のぺ ロ ブス 力 イ ト 型化合物微粉体の製造方法。 9. 平均粒径が 0.3 の チ タ ン酸バ リ ウ ム正方晶系 έ± 曰 a 日 a 10. 平均粒径が 0.05〜 0.25 の範囲内 に あ る 請求項 9 記 載の チ タ ン酸バ リ ゥ ム正方晶系結晶。 11. 平均粒径が 0.1 〜!) .25 の範囲内 にあ り 、 かつ 0. S 上の粒径を有す る 粒子の割合が 0 〜 5 %であ る 請 求項 9 記載の チ タ ン酸バ リ ゥ ム正方晶系結晶。
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同族专利:
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引用文献:
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1991-03-07| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): JP US | 1991-03-07| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE | 1991-04-20| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990912035 Country of ref document: EP | 1991-08-07| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990912035 Country of ref document: EP | 1994-06-22| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990912035 Country of ref document: EP |
优先权:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 JP1/215198||1989-08-21|| JP21519889||1989-08-21||JP51124090A| JP2999821B2|1989-08-21|1990-08-13|ペロブスカイト型化合物微粉体の製造方法| DE1990610178| DE69010178T2|1989-08-21|1990-08-13|Verfahren zur herstellung von pulverförmigen perovskiteverbindungen.| EP19900912035| EP0439620B1|1989-08-21|1990-08-13|Method of producing pulverized perovskite compound| US07/845,670| US5445806A|1989-08-21|1992-03-04|Process for preparing fine powder of perovskite-type compound| 相关专利
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